A_鳥取おにぎり
2020年4月11日に東京駅の「駅弁屋祭グランスタ店」で購入(850円)


1993年に(一社)日本鉄道構内営業中央会が制定した「駅弁の日」。弁の字が4と十でできているように見える由来から4月10日に定められました。そして2020年は駅弁が発売された(とされている)1885年から数えて135年目。 今年も駅弁の日に合わせ、駅弁文化の振興のために各社が尽力していたのですが、新型コロナウイルスの影響により旅行需要はほぼゼロ。93年の制定以来、最悪の駅弁の日を迎えることとなりました。

135周年おにぎり弁当
▲中の人調べ(憶測含む)。一部情報は中央会および金沢支部の報道資料を参考にして作成。
2020年6月17日追記:塩荘は駅弁大会で発売したもよう。

今年のメインテーマは原点回帰のおにぎり弁当、名付けて「駅弁誕生135周年おにぎり弁当」。各社が趣向を凝らした一品が送り出されるはずでしたが、駅弁の需要激減や物流の問題などが重なり、続々と各社が手を引く惨状となりました。中央会のプレスリリースにはズラッと名前が軒を連ねていたものの、実際にはおよそ半分がお蔵入り。某社からは「中央会に連絡はしたが発表に間に合わなかった」という回答もいただき、これには「ああさすが、駅弁業界だ」と中の人も肩を落としました。

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地方業者の大本命は、もちろん駅弁屋祭グランスタ店での販売。本来はもう少し種類が揃うはずでしたが、中には輸送の折り合いがつかずに上京を断たれた駅弁も。それでも厳しい状況下で「駅弁の日フェア」を盛り上げるべくして、いくつかのおにぎり弁当が東京駅で陳列されました。今回の「鳥取おにぎり弁当」はそのうちの一つです。


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かにの炊き込みご飯おにぎりとかにみそおにぎり、あご竹輪と豆腐竹輪の素揚げ、玉子焼、かに爪、いかの麹漬けといった内容。炊き込みご飯は「山陰鳥取かにめし」などと同じものでした。

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かにみそのおにぎりは酢飯でした。炊き込みご飯のほうは、特に具材なし。


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奥に鎮座するいかの麹漬け、酒のアテに持ってこいのしょっぱさで絶品。いかの塩辛よりもはるかにマイルドの味わいで、これをおかずに炊き込みご飯おにぎりを食べたり、竹輪の素揚げに載せて食べたりしました。鳥取らしさが出ていてうまかった。個人的に満足の内容です。よくぞ東京まで来てくれた、いや、よくANAが飛んでくれた。