A_開業1周年記念弁当
2020年2月12日に万葉軒ペリエ千葉エキナカ店で購入(1,000円)


千葉駅の大改装が終わった2016年11月。ペリエ千葉のエキナカにオープンしたのは、万葉軒ではなくNRE(当時)経営の駅弁屋踊。これまで構内営業をしていた万葉軒は、他のデパ地下弁当コーナーに左遷され、駅弁とは全く関係ない弁当を売る屈辱を味わいました。それから少し経った2019年2月、ジャイアン的存在だったNREが千葉駅からの撤退を発表。その空き店舗に居抜きで万葉軒が入店する形での覇権復活となりました。

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その「ペリエ千葉エキナカ店」の開業1周年を記念して、20年2月限定で販売されていたのが、開業1周年記念弁当です。掛け紙はこのピンクのほかに緑があったそうですが、当ブログでは未収録。

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内容は2種のご飯(鶏五目、あさりのせ白飯)に、煮物(椎茸、人参、大根、筍、かぼちゃ、絹さや)、ひれかつ、鶏の味噌焼、焼売、はす金平、菜の花お浸し、焼き鮭、あさり串、蓮根のはさみ揚げ、金時豆、だし巻き玉子、こんにゃく餅。

チープ2大巨塔(トンかつ、菜の花)を抜いた、万葉軒のいいところを詰め込んだような駅弁。味の記憶がおぼろげですが、おいしかったのを覚えています。


万葉軒(マンヨーケン)はコロナ禍の真っ只中。そごう千葉店、要町店(本社併設)の2店舗を閉鎖し、残るペリエ千葉エキナカ店も商品数を大幅に絞った上で営業しているそう。ほかに主な卸先であったマリンスタジアム、中山競馬場もコロナの影響をモロに食らい、厳しい状況下にあると察します。また最近は名物「トンかつ弁当」が550円に価格改定しワンコインの座を降りるなど、バッドニュースだらけの万葉軒。このままだと安房鴨川と一緒に、年明けくらいに千葉から駅弁消失... なんてことになってもおかしくない状況です。求む。コロナ終息。