2019年2月19日に東京駅「駅弁屋祭グランスタ店」で購入(1,000円)
ほんの少し前まで、東京駅「祭」には実演販売ブースがありました。唐破風の屋根モドキを構えた、たいそう立派な造りだったのですが、3月中頃に撤去されてしまいました。工事の囲いが付いた日の朝、たまたま店長と遭遇。その訳を聞いてみると、一番の目的は「混雑緩和」という想定通りの答えが帰ってきました。他にも理由はありましたが、ここでは割愛します。

▲緊急事態が宣言された直後の駅弁屋祭の店舗前。朝7時台でこの人通りである
駅弁屋祭グランスタ店を訪れた人はわかるだろう。同店はむちゃくちゃ混雑するのである。特に朝の時間帯は「動かない通勤電車」と形容できるくらいの状況で、店外にまで客があふれるような事態が状態化していました。東京駅の構内という限れられた敷地のなかで、各地に散っていく首都圏の魑魅魍魎のお腹を満たすために積み上げられた弁当の数々。それを求める黒山の波——。連休初日の早朝などは、はっきり言ってカオスでした。

実演販売(といってもご飯にモノを載せるだけ)のブースは入り口付近に位置するため、同店が混雑する原因のひとつでした。撤去すれば客の流れが円滑になるというのが店側の狙い。ただし祭ヘビーユーザーとしては、少し寂寥の念に駆られたことを記しておきたい。
コロナ禍で休止する以前はずいぶんと賑やかで、いろいろな社が入れ替わり立ち代わりで入居していました。東日本・北海道エリアの業者がほとんどでしたが、今回紹介するような米吾が入ったときもあり、しかも少しメジャーではない商品を引っさげて「上京」してきたこともしばしば見られました。

今回の海の宝箱も購入当時ですでに10年戦士だったそうですが、全く存じ上げていなかった存在でした。なんか珍しいの来てるぞ、の一心で買った駅弁は、個人的に実演販売ブースで一番思い出に残った駅弁として挙げたい一品です。
ピロー型の包装、井桁のプラスチック容器、昆布入りの酢飯。その上に散りばめられたマス、アジ、玉子焼、イクラ、カニはとてもみずみずしく、身の大きさと酸っぱさだけでなんとか乗り切っている海鮮駅弁とは訳が違いました。しかも箸休めに名物の吾左衛門鮓が付いてくるのだから、贅沢な内容です。
しかもこれで1,000円ぽっきりというのだから、北海道(!)のブランドだけでがめつい弁当を作る業者は米吾の垢を煎じて飲んでくれ!というのが率直な感想でしたね。
実演による補正もあったとは思いますが、味は西日本エリアの海鮮駅弁で上位ランクにいたのは間違いないです。しかしすでに販売を終了したそうで、極めて残念です。
ほんの少し前まで、東京駅「祭」には実演販売ブースがありました。唐破風の屋根モドキを構えた、たいそう立派な造りだったのですが、3月中頃に撤去されてしまいました。工事の囲いが付いた日の朝、たまたま店長と遭遇。その訳を聞いてみると、一番の目的は「混雑緩和」という想定通りの答えが帰ってきました。他にも理由はありましたが、ここでは割愛します。

▲緊急事態が宣言された直後の駅弁屋祭の店舗前。朝7時台でこの人通りである
駅弁屋祭グランスタ店を訪れた人はわかるだろう。同店はむちゃくちゃ混雑するのである。特に朝の時間帯は「動かない通勤電車」と形容できるくらいの状況で、店外にまで客があふれるような事態が状態化していました。東京駅の構内という限れられた敷地のなかで、各地に散っていく首都圏の魑魅魍魎のお腹を満たすために積み上げられた弁当の数々。それを求める黒山の波——。連休初日の早朝などは、はっきり言ってカオスでした。

実演販売(といってもご飯にモノを載せるだけ)のブースは入り口付近に位置するため、同店が混雑する原因のひとつでした。撤去すれば客の流れが円滑になるというのが店側の狙い。ただし祭ヘビーユーザーとしては、少し寂寥の念に駆られたことを記しておきたい。
コロナ禍で休止する以前はずいぶんと賑やかで、いろいろな社が入れ替わり立ち代わりで入居していました。東日本・北海道エリアの業者がほとんどでしたが、今回紹介するような米吾が入ったときもあり、しかも少しメジャーではない商品を引っさげて「上京」してきたこともしばしば見られました。

今回の海の宝箱も購入当時ですでに10年戦士だったそうですが、全く存じ上げていなかった存在でした。なんか珍しいの来てるぞ、の一心で買った駅弁は、個人的に実演販売ブースで一番思い出に残った駅弁として挙げたい一品です。
ピロー型の包装、井桁のプラスチック容器、昆布入りの酢飯。その上に散りばめられたマス、アジ、玉子焼、イクラ、カニはとてもみずみずしく、身の大きさと酸っぱさだけでなんとか乗り切っている海鮮駅弁とは訳が違いました。しかも箸休めに名物の吾左衛門鮓が付いてくるのだから、贅沢な内容です。
しかもこれで1,000円ぽっきりというのだから、北海道(!)のブランドだけでがめつい弁当を作る業者は米吾の垢を煎じて飲んでくれ!というのが率直な感想でしたね。
実演による補正もあったとは思いますが、味は西日本エリアの海鮮駅弁で上位ランクにいたのは間違いないです。しかしすでに販売を終了したそうで、極めて残念です。
