2020年8月26日に南千歳駅ホーム売店で購入(1,150円)
2023年6月1日に南千歳駅ホーム売店で購入(1,300円)

苫小牧市はホッキ貝の水揚げ量が豊富です。2000年から水揚げ量日本一をキープしており、全国の約15%のシェアを獲得しています。苫小牧を訪れたことがあれば、イメージキャラの「ホッキー君」を見た人も多いのではないでしょうか。

これを駅弁に仕立てたのがまるい弁当のほっきめし。ホッキの駅弁は国縫駅で販売されるなど古くから登場していましたが(1960年頃に終売か)、苫小牧市ホームページに「過去には資源維持が困難になるほどの低位な資源状態になり」とあるように、乱獲や水質汚染などで低空飛行していた時期があったと思われます。そのブランクを乗り越えた90年代に登場したようですが、なぜか発売年がはっきりしていないようで、駅弁資料館では1992年説、95年説、97年説を紹介しています。

2006年10月に発行された『日本駅弁図鑑50』(ジェネオンエンタテインメント)によると、開発に10年以上の歳月をかけて1997年に完成したというほっきめし。
内容はホッキ貝の炊き込みご飯の上にホッキ貝のスライス2枚、紅生姜、大根桜漬、野沢菜とヒラタケの醤油漬、大根とシソの葉の塩漬を載せたもの。

土台となるのは、ホッキ貝を炊き上げた煮汁で炊いたご飯。人参、筍、椎茸、こんにゃくなどが混ぜ込まれています。ご飯だけでも十分によくできており、タレに漬け込んで炊かれたホッキ貝スライスも歯ごたえ抜群で文句なしのデキです。
苫小牧駅弁は大きく数を減らしましたが、ほっきめしは販売継続。社名がブルマンズ株式会社となり、鮮やかなパッケージに変更されました。ホッキのまち・苫小牧を全国にアピールする駅弁として、末永く残ってほしいと思います。
栄養成分表示(1包装あたり)
==============
エネルギー:485kcal
たんぱく質:17.1g
脂 質 :1.4g
炭水化物 :97.4g
食塩相当量:2.5g
2023年6月1日に南千歳駅ホーム売店で購入(1,300円)

苫小牧市はホッキ貝の水揚げ量が豊富です。2000年から水揚げ量日本一をキープしており、全国の約15%のシェアを獲得しています。苫小牧を訪れたことがあれば、イメージキャラの「ホッキー君」を見た人も多いのではないでしょうか。

これを駅弁に仕立てたのがまるい弁当のほっきめし。ホッキの駅弁は国縫駅で販売されるなど古くから登場していましたが(1960年頃に終売か)、苫小牧市ホームページに「過去には資源維持が困難になるほどの低位な資源状態になり」とあるように、乱獲や水質汚染などで低空飛行していた時期があったと思われます。そのブランクを乗り越えた90年代に登場したようですが、なぜか発売年がはっきりしていないようで、駅弁資料館では1992年説、95年説、97年説を紹介しています。

2006年10月に発行された『日本駅弁図鑑50』(ジェネオンエンタテインメント)によると、開発に10年以上の歳月をかけて1997年に完成したというほっきめし。
内容はホッキ貝の炊き込みご飯の上にホッキ貝のスライス2枚、紅生姜、大根桜漬、野沢菜とヒラタケの醤油漬、大根とシソの葉の塩漬を載せたもの。

土台となるのは、ホッキ貝を炊き上げた煮汁で炊いたご飯。人参、筍、椎茸、こんにゃくなどが混ぜ込まれています。ご飯だけでも十分によくできており、タレに漬け込んで炊かれたホッキ貝スライスも歯ごたえ抜群で文句なしのデキです。
苫小牧駅弁は大きく数を減らしましたが、ほっきめしは販売継続。社名がブルマンズ株式会社となり、鮮やかなパッケージに変更されました。ホッキのまち・苫小牧を全国にアピールする駅弁として、末永く残ってほしいと思います。
栄養成分表示(1包装あたり)
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エネルギー:485kcal
たんぱく質:17.1g
脂 質 :1.4g
炭水化物 :97.4g
食塩相当量:2.5g